障害のある人への差別がなくなるよう 国が会議を開いた

会議かいぎはな岸田きしだ 首相しゅしょう

(写真しゃしん提供ていきょう毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ)

音声おんせい:VOICEVOX:波音なみねリツ)

 

2024(ねん)(がつ)3日(みっか)
最高(さいこう)裁判所(さいばんしょ)
優生(ゆうせい)保護法(ほごほう)憲法(けんぽう)(はん)していた」
判断(はんだん)しました。

(くわ)しくは 2024(ねん)(がつ)7日(なのか)
「わかりやすいニュース」()てください。)

 

優生(ゆうせい)保護法(ほごほう)」という法律(ほうりつ)では、
障害(しょうがい)のある(ひと)手術(しゅじゅつ)をして
()どもができないようにすることを
(みと)めていました。

このことは
障害(しょうがい)のある(ひと)たちへの差別(さべつ)です。

岸田(きしだ) 文雄(ふみお) 首相(しゅしょう)
(がつ)17(にち)
むりやり手術(しゅじゅつ)された(ひと)たちに()って
(あやま)りました。

 

そして 7(がつ)26(にち)には、
差別(さべつ)がなくなるように ()()むための
(あつ)まりをつくりました。

この(あつ)まりの名前(なまえ)は、
障害者(しょうがいしゃ)(たい)する偏見(へんけん)差別(さべつ)のない
共生(きょうせい)社会(しゃかい)実現(じつげん)()けた対策(たいさく)推進(すいしん)本部(ほんぶ)
と いいます。

(くに)の すべての大臣(だいじん)
メンバーになっています。

 

この(あつ)まりの最初(さいしょ)会議(かいぎ)
(がつ)29(にち)(ひら)かれました。

この会議(かいぎ)岸田(きしだ)首相(しゅしょう)
大臣(だいじん)たちに(たい)して、
(つぎ)の4つのことを(すす)めるように
いました。

 

1つめは、
障害(しょうがい)のある(ひと)
自分(じぶん)のしたい生活(せいかつ)をするために、
いろいろなところが協力(きょうりょく)して
支援(しえん)を おこなうことです。

結婚(けっこん)することや
()どもをつくり (そだ)てることなどを(ふく)めて、
どのような()らしをするかを
自分(じぶん)(えら)べることも 大切(たいせつ)です。

 

2つめは、
役所(やくしょ)職員(しょくいん)会社(かいしゃ)(ひと)などが
差別(さべつ)をしないように、
どのような()()みをしているかを
確認(かくにん)して、
もっとよい()()みに していくことです。

 

3つめは、
(こころ)のバリアフリー」の()()みを
もっと (すす)めることです。

(こころ)のバリアフリーの()()みは、
みんなが お(たが)いに
理解(りかい)しあい、(ささ)えあっていくことなどを
目的(もくてき)にしています。

これは、
この(まえ)東京(とうきょう)オリンピック・パラリンピックを
きっかけにして (すす)められていました。

 

4つめは、
障害(しょうがい)のある(ひと)たちの(おも)いを()きながら
()()みを(すす)めることです。

 

岸田(きしだ)首相(しゅしょう)は、
障害(しょうがい)のある(ひと)への差別(さべつ)をなくすために
国全体(くにぜんたい)()()んでいくと
(はな)しました。

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