関東大震災で亡くなった人のために
お花をそなえる人
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:八島 みこさん)
1923年9月1日、
関東地方で 大きな地震が 起きました。
この地震により、
たくさんの場所で 大きな火事が起きたり
建物が たおれたりしました。
亡くなった人や どこにいるかわからない人は
10万人以上 いました。
これを「関東大震災」といいます。
関東大震災が起きた 「9月1日」を、
国は 「防災の日」と呼ぶことにしました。
毎年、防災の日には、
いろいろな場所で
防災訓練を 行っています。
もし 地震などの災害が起こっても
被害を なるべく減らせるように
するためです。
2023年9月1日、関東大震災から
ちょうど100年が 経ちました。
この日も、日本のいろいろなところで
訓練が行われ、
みんなが 地震のことを 思い出して考える
きっかけに なりました。
日本は 地震が多い国です。
日本で暮らしている みんなが、
いつか どこかで
大きな地震に あうかもしれません。
関東地方では、これから 30年の間に、
また 大きな地震が 起きるかもしれないと
言われています。
ペットボトルの水や
日持ちする 食べものを
買っておいたり、
家具が倒れないように
固定するなど、
地震に備えておきましょう。
もし 地震などが起きたら、
できるだけ落ち着いて 行動しましょう。
☆ 次の記事も参考にしてください。
「石川県で 大きな地震が起きた」