川崎の 事件のあった場所で
亡くなった人たちに むけて
お祈りする人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2019年5月28日の朝
神奈川県の 川崎市というところで、
男が 包丁で たくさんの人を刺す
事件がありました。
この事件で 2人が亡くなり、
18人が ケガをしました。
刺された人は、
小学校に行くバスを 待っていた
子どもたちや その親たちでした。
犯人の男は 自分のことも刺して、
自殺しました。
犯人の男は
「ひきこもり」の状態だったと
言われています。
「ひきこもり」とは、
仕事をしたり 学校に行ったりしないで、
家族としか かかわりがない人のことです。
2019年6月1日には、
「ひきこもり」の状態だった
44歳の人が 父親に刺されて、
亡くなる事件が ありました。
父親は、
「自分の子どもが
大変な事件を 起こすかもしれない
と思って 刺した」と言っています。
「ひきこもり」の状態でも
「ひきこもり」の状態でなくても、
人を殺したり 人に殺されることは
あってはなりません。
「ひきこもり」の状態の人は
事件を 起こしやすいという
間違った考えが 広がるのではないかと
心配されています。