「再生医療」が 始まっている

(音声(おんせい):ゆたさん)

病気(びょうき)やケガで なくしてしまった
(からだ)一部(いちぶ)や はたらきを、
細胞(さいぼう)から(つく)りなおして (なお)
再生(さいせい)医療(いりょう)」が (はじ)まっています。

(からだ)は、細胞(さいぼう)という
()()えない ちいさな(つぶ)
たくさん(あつ)まって できています。
細胞(さいぼう)には たくさんの種類(しゅるい)があり、
いろいろな はたらきを ()っています。
そのなかでも、
いろいろな細胞(さいぼう)に 成長(せいちょう)する
もとになるものを、
幹細胞(かんさいぼう)」といいます。
幹細胞(かんさいぼう)からは、
心臓(しんぞう)筋肉(きんにく)や ()(まく)()神経(しんけい)など
いろいろなものの 細胞(さいぼう)
(つく)ることが できます。

この幹細胞(かんさいぼう)を 使(つか)って
病気(びょうき)やケガを なおす「再生(さいせい)医療(いりょう)」が
いま、注目(ちゅうもく)されています。

幹細胞(かんさいぼう)から
必要(ひつよう)なはたらきを ()った 細胞(さいぼう)を (つく)り、
患者(かんじゃ)(からだ)()れて (なお)します。
この方法(ほうほう)なら、(いま)まで (なお)せなかった
(おも)病気(びょうき)やケガが
(なお)せるようになる 可能性(かのうせい)があります。

幹細胞(かんさいぼう)(なか)では
「iPS細胞(さいぼう)」が 有名(ゆうめい)です。
2012(ねん)に ノーベル(しょう)受賞(じゅしょう)した
京都大学(きょうとだいがく)の 山中(やまなか) 伸弥(しんや) 教授(きょうじゅ)が、
世界(せかい)(はじ)めて (つく)りました。
すでに ()難病(なんびょう)などで、
実際(じっさい)治 療(ちりょう)をしながらおこなう 研究(けんきゅう)
(すす)んでいます。

再生(さいせい)医療(いりょう)には 幹細胞(かんさいぼう)以外(いがい)にも、
(はだ)細胞(さいぼう)を ()やして
シートの(かたち)に したもので
やけどを(なお)す といった方法(ほうほう)があります。

▼ただ、たくさんの(ひと)
再生(さいせい)医療(いりょう)を ()けられるようになるには
まだ 時間(じかん)がかかります。
(からだ)(そと)から ものを()れるので、
それが 病気(びょうき)原因(げんいん)にならないか、
安全(あんぜん)かどうか、
世界中(せかいじゅう)研究者(けんきゅうしゃ)が 調(しら)べています。

松田(まつだ) 麻希(まき)

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