国の役所で働く 障害者を 決める 試験があった

国の役所の写真

(くに)役所(やくしょ)がある 霞ヶ関(かすみがせき)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)加藤(かとう) 愛優美(あゆみ)さん)

2019(ねん)(がつ)()(にち)
(くに)役所(やくしょ)(はたら)く 障害者(しょうがいしゃ)
()める 試験(しけん)がありました。

(くに)役所(やくしょ)全体(ぜんたい)で、
障害者(しょうがいしゃ)を やとうために
試験(しけん)をするのは、
これが (はじ)めてです。

試験(しけん)(はじ)めた きっかけは、
2018(ねん)に、(くに)役所(やくしょ)
法律(ほうりつ)()められた人数(にんずう)の 障害者(しょうがいしゃ)
やとっていないと わかったからです。

8712(にん)が 試験(しけん)()けました。
このうち、知的(ちてき)障害(しょうがい)のある(ひと)
260(にん)くらいでした。

精神(せいしん)に 障害(しょうがい)のある(ひと)
5000(にん)くらいで、
からだに 障害(しょうがい)のある(ひと)
3450(にん)くらいでした。

試験(しけん)では、
まわりの(おと)が ()になる(ひと)
耳栓(みみせん)を 使(つか)えたり、
ペンで()くのが 苦手(にがて)(ひと)
パソコンを 使(つか)えたりしました。

また、()不自由(ふじゆう)(ひと)
点字(てんじ)や (おお)きな文字(もじ)
試験(しけん)()けられました。

この試験(しけん)に 合格(ごうかく)した(ひと)
このあと 面接(めんせつ)()ける予定(よてい)です。
面接(めんせつ)も 合格(ごうかく)した(ひと)は、
(がつ)()わりごろから
(はたら)くことができます。

ニュースの種類しゅるい