国の役所で働く 障害者を 決める 試験があった
2019年2月10日
障害のこと / しょうがいのこと
国の役所がある 霞ヶ関
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2019年2月3日、
国の役所で働く 障害者を
決める 試験がありました。
国の役所全体で、
障害者を やとうために
試験をするのは、
これが 初めてです。
試験を始めた きっかけは、
2018年に、国の役所が
法律で決められた人数の 障害者を
やとっていないと わかったからです。
8712人が 試験を受けました。
このうち、知的な障害のある人は
260人くらいでした。
精神に 障害のある人は
5000人くらいで、
からだに 障害のある人は
3450人くらいでした。
試験では、
まわりの音が 気になる人は
耳栓を 使えたり、
ペンで書くのが 苦手な人は
パソコンを 使えたりしました。
また、目の不自由な人は
点字や 大きな文字で
試験を受けられました。
この試験に 合格した人は
このあと 面接を受ける予定です。
面接も 合格した人は、
3月の終わりごろから
働くことができます。