「出国税」が 始まった

成田空港(なりたくうこう)で
飛行機(ひこうき)を待(ま)つ 人(ひと)たち

(音声(おんせい)：西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

２０１８年(ねん)１()月(がつ)７日(なのか)から、
「出国(しゅっこく)税(ぜい)」が 始(はじ)まりました。

出国(しゅっこく)税(ぜい)とは、
日本(にっぽん)から 外国(がいこく)へ行(い)く人(ひと)が
一人(ひとり) １０００円(えん)のお金(かね)を
はらうものです。

これからは
外国(がいこく)に行(い)く 船(ふね)や飛行機(ひこうき)の
チケットを 買(か)うときに、
出国(しゅっこく)税(ぜい)もいっしょに はらいます。

日本(にっぽん)に 住(す)んでいる人(ひと)も
外国(がいこく)から来(き)て 外国(がいこく)に帰(かえ)る人(ひと)も
みんな はらいます。

ただし、乗(の)りかえのために
日本(にっぽん)の空港(くうこう)を 使(つか)う人(ひと)や
１歳(さい)までの 赤(あか)ちゃんは、
はらわなくて だいじょうぶです。

出国(しゅっこく)税(ぜい)で 集(あつ)めたお金(かね)は、
空港(くうこう)での検査(けんさ)を 速(はや)くすることや
日本(にっぽん)に 旅行(りょこう)に来(き)てもらうための
宣伝(せんでん)などに 使(つか)う予定(よてい)です。