風疹にかかる人が 増えている

風疹予防(ふうしんよぼう)の薬(くすり)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：ゆたさん)

２０１８年(ねん)１０月(がつ)３０日(にち)
国立(こくりつ)感染症(かんせんしょう)研究所(けんきゅうじょ)という ところは、
２０１８年(ねん)に 「風疹(ふうしん)」にかかった人(ひと)が
あわせて １４８６人(にん)になったと
発表(はっぴょう)しました。

この数(かず)は、
２０１７年(ねん)の １年間(ねんかん)に
風疹(ふうしん)にかかった人(ひと)の 約(やく)１６倍(ばい)です。

風疹(ふうしん)にかかると、熱(ねつ)が出(で)たり
体(からだ)に 赤(あか)いぶつぶつが できたりします。
風疹(ふうしん)にかかっている人(ひと)の
せきや くしゃみなどで、
ほかの人(ひと)に うつります。
とても うつりやすい 病気(びょうき)なのです。

赤(あか)ちゃんが お腹(なか)のなかにいる人(ひと)が
風疹(ふうしん)にかかると、
赤(あか)ちゃんが 病気(びょうき)や障害(しょうがい)をもって
生(う)まれてくることが あります。

東京都(とうきょうと)、神奈川県(かながわけん)、千葉県(ちばけん)、
埼玉県(さいたまけん)、愛知県(あいちけん)は とくに、
風疹(ふうしん)にかかった人(ひと)が 多(おお)いです。
予防(よぼう)注射(ちゅうしゃ)を 打(う)つなど
風疹(ふうしん)にかからないよう
注意(ちゅうい)してください。