本庶 佑さんが ノーベル賞を もらう

本(ほん)庶(じょ) 佑(たすく)さん
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：ゆたさん)

２０１８年(ねん)１０月(がつ)１日(ついたち)、
京都大学(きょうとだいがく)の 本(ほん)庶(じょ) 佑(たすく)さんが
ノーベル()賞(しょう)を もらうと
決(き)まりました。

ノーベル()賞(しょう)は、
世界中(せかいじゅう)の 研究者(けんきゅうしゃ)のなかで
特(とく)にすばらしい 研究(けんきゅう)や
発見(はっけん)をした人(ひと)などが
もらえる賞(しょう)です。

本(ほん)庶(じょ)さんは
「免疫(めんえき)」を 研究(けんきゅう)しています。
免疫(めんえき)とは、
人間(にんげん)が 自分(じぶん)のからだを守(まも)る
しくみのことです。

本(ほん)庶(じょ)さんの 研究(けんきゅう)の おかげで、
がんという病気(びょうき)を 治(なお)すための
新(あたら)しい薬(くすり)が できました。

この薬(くすり)が 広(ひろ)まれば、
がんで 苦(くる)しんでいる人(ひと)たちを
もっと 助(たす)けることができると
期待(きたい)されています。

本(ほん)庶(じょ)さんは
「長(なが)いあいだ 支(ささ)えてくれた
家族(かぞく)と 多(おお)くの人(ひと)に
感謝(かんしゃ)します」と話(はな)しました。