大相撲 尊富士が 初入幕の力士で 110年ぶりの優勝
2024年3月31日
国内のこと / こくないのこと
優勝し、笑顔で話す 尊富士
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:VOICEVOX:青山龍星)
2024年3月24日、
大相撲の春場所(3月の大会)で
尊富士が 優勝しました。
尊富士は、
青森県出身の 24歳。
この春場所で
初めて 入幕しました。
「入幕」というのは、
番付(ランキング)で
前頭という位に 上がることです。
前頭は、
横綱や大関などと
優勝を あらそう力士の中では
いちばん下の位です。
初めて 入幕した力士が
優勝するのは、
110年ぶりのことでした。
春場所で戦う 15日間のうち、
尊富士は 最初の試合から
11連勝しました。
そのあとも 13日目と
最後の15日目に勝って
優勝しました。
尊富士は
14日目に 負けたときに
右の足首に けがをしました。
歩けないくらいの状態でしたが、
最後の試合には
痛みを止める注射をうって
出ました。
けがをしながらも
勝って 優勝した 尊富士に、
たくさんの人が
喜びの声をあげ、
拍手を おくりました。