能登半島地震で たくさんの被害が出ている

避難所(ひなんじょ)で生活(せいかつ)する人(ひと)たち
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２４年(ねん)１月(がつ)１日(ついたち)、
石川県(いしかわけん)の能登(のと)地方(ちほう)で
震度(しんど)７の地震(じしん)が ありました。
地震(じしん)の影響(えいきょう)で 津波(つなみ)も起(お)こりました。
周(まわ)りの地域(ちいき)でも 大(おお)きく揺(ゆ)れたほか、
ほとんどすべての都道府県(とどうふけん)で
震度(しんど)１以上(いじょう)の揺(ゆ)れが ありました。

この地震(じしん)で 石川県(いしかわけん)などで
家(いえ)が壊(こわ)れたり 土砂崩(どしゃくず)れが起(お)きたりして
２００人(にん)以上(いじょう)が 亡(な)くなっています。
避難(ひなん)している人(ひと)も たくさんいます。
道路(どうろ)が通(とお)れなくなって
助(たす)けに行(い)ったり 物(もの)を届(とど)けたりすることが
できない地域(ちいき)も あります。

知的(ちてき)障害者(しょうがいしゃ)が暮(く)らす施設(しせつ)でも
大(おお)きな被害(ひがい)が出(で)ています。
職員(しょくいん)も地震(じしん)の被害(ひがい)を受(う)けたりして
十分(じゅうぶん)な支援(しえん)ができない、
また、必要(ひつよう)な物(もの)が なかなか手(て)に入(はい)らないなど
たいへんな状況(じょうきょう)が続(つづ)いています。

避難所(ひなんじょ)や自宅(じたく)、施設(しせつ)などで
避難(ひなん)をしている人(ひと)たちに
必要(ひつよう)な情報(じょうほう)と物(もの)が届(とど)き、
そして 少(すこ)しでも早(はや)く
元(もと)の生活(せいかつ)が戻(もど)るように。

そのために、国(くに)や県(けん)をはじめ、
いろいろな人(ひと)が 力(ちから)を合(あ)わせていくことが
必要(ひつよう)です。