(音声:八島 みこさん)
1923年11月、
秋田犬の ハチ公が
秋田県で 生まれました。
ハチ公は、
生まれて 2か月くらいあとに
東京の大学の先生が
飼うことになりました。
その1年くらいあと、
飼い主は 亡くなりました。
それから 10年もの間、
ハチ公は 毎日のように
渋谷駅で 飼い主を
待ち続けました。
そのことで
ハチ公は 有名になり、
東京の渋谷駅に
ハチ公の銅像が つくられました。
渋谷駅の 有名な 待ち合わせ場所にも
なっています。
ハチ公の話は
アメリカの映画にも なりました。
ハチ公は 世界中から
愛されています。
2023年11月11日と12日、
ハチ公が生まれてから
100年がたったのを 祝って、
秋田で イベントが ありました。
イベントでは、子どもたちが
ハチ公にまつわる歌を 歌ったり、
観光客が 一緒に
お祝いしたりしました。
また、12月2日には、
東京の渋谷駅に
全国から およそ40頭の 秋田犬と
その飼い主が 集まりました。
そして、渋谷駅のまわりを
散歩しました。
渋谷駅のまわりで
秋田犬を 見かけた人たちは
「毛が もふもふしていて
かわいかった」などと 喜びました。