若いがん患者に 女性が多いと 分かった
2023年11月26日
国内のこと / こくないのこと

(音声:ゆたさん)
「がん」は 高齢の人だけではなく
子どもや 若い人でも なることがあります。
15歳から 39歳までの人たちは
「AYA世代」と 呼ばれます。
2023年11月15日、
がんの診療や研究をしている
国立がん研究センターと
国立成育医療研究センターは、
AYA世代の がん患者の 8割くらいが
女性だったと 発表しました。
特に 乳がんや 子宮けいがんにかかった
女性が 多いということです。
AYA世代は、将来のために
勉強や 仕事を がんばっている人や、
出産や 子育てをする人が 多い年代です。
病院など 周りの人たちが
AYA世代の 患者さんの
生活や思いに 寄りそいながら
支えていくことが 大切です。
多くの がんは、
早めに見つかるほど
治療して なおしやすいです。
たとえば、
女性は 20歳になってから
2年に 1回
子宮けいがんの検査を 受けるなど、
定期的に 検査を受けることも
大切です。