モロッコで 大きな地震があった

地震(じしん)が起(お)こる前(まえ)の モロッコ

(音声(おんせい)：八島(やしま) みこさん)

２０２３年(ねん)９月(がつ)８日(ようか)、
北(きた)アフリカの モロッコという国(くに)で、
大(おお)きな地震(じしん)が ありました。

地震(じしん)が起(お)きたのは、
モロッコの中央(ちゅうおう)あたりにある
山(やま)が多(おお)い地域(ちいき)です。
地震(じしん)の大(おお)きさは だいたい
震度(しんど)５強(きょう)から 震度(しんど)６くらいです。
モロッコでは こんなに大(おお)きな地震(じしん)は、
１００年(ねん)以上(いじょう) ありませんでした。

山(やま)の中(なか)にある村(むら)では、
泥(どろ)でできたレンガや石(いし)、
木(き)などで作(つく)られた 建物(たてもの)が
たくさん 崩(くず)れてしまいました。
道(みち)も 崩(くず)れてしまったので、
被害(ひがい)が どれほど大(おお)きいのか
まだ よくわかっていません。

また、世界(せかい)遺産(いさん)にもなっている
人気(にんき)の観光地(かんこうち)・マラケシュも
地震(じしん)が起(お)こった場所(ばしょ)に
近(ちか)いです。
マラケシュでも 一部(いちぶ)の地域(ちいき)で
たくさんの建物(たてもの)が 崩(くず)れるなど、
被害(ひがい)が大(おお)きくなりました。

モロッコの軍隊(ぐんたい)や、
スペインなど 外国(がいこく)からの救助(きゅうじょ)隊(たい)も
助(たす)けに向(む)かっています。
すでに ３０００人(にん)くらいの人(ひと)が
亡(な)くなっていて、
被害(ひがい)は まだ 大(おお)きくなりそうです。