クラウドファンディングをすると
発表する
国立科学博物館の人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
国立科学博物館は、
自然や 科学技術の歴史などについて、
資料を集めたり、研究をしたりしている
博物館です。
資料集めや 研究には お金が必要です。
必要なお金は、
国からもらうお金や
博物館に来るお客さんの
入館料などで 集めてきました。
しかし、
新型コロナウイルスが 広がり
博物館に来るお客さんが
少なくなりました。
また、国立科学博物館には
化石など たくさんの資料があります。
資料を 保管するためには、
温度や湿度を
しっかりと管理することが 必要です。
そのために必要な 電気代などが
今、とても高くなっています。
お客さんが 減り、
電気代なども 高くなってしまって
困った国立科学博物館は、
クラウドファンディングを
することにしました。
クラウドファンディングとは、
インターネットを使って
たくさんの人から
お金を集めることです。
今回は、
8月7日から
11月5日の夜11時まで
集めることにしています。
国立科学博物館では、お金をくれた人へ
図鑑やグッズを プレゼントするなど
いろいろな お礼を 用意しています。
クラウドファンディングでは、
1億円 集めることを
目標にしていましたが、
たった4日間で 5億円以上のお金が
集まりました。
一方で、
「国が関わっている 博物館なのだから
しっかり 国が 必要なお金を あげるべきだ」
という意見も あがっています。