九州で 大雨が降った
2023年7月16日
国内のこと / こくないのこと
大雨で あふれた川
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2023年7月、九州地方で
ものすごい大雨が 降りました。
梅雨の終わりの時期には、
毎年のように 大雨が降っています。
暖かくて湿った空気が
九州の空に 流れ込んで、
次々と 大雨を降らす雲になったことが
原因です。
これを「線状降水帯」といいます。
気象庁は、7月10日の朝に
「大雨特別警報」を
福岡県と大分県に 出しました。
大雨特別警報は、
今までにないくらいの大雨で
災害が起こっているような
状況のときに出る 警報です。
大雨特別警報が出たときは すでに
川の水が あふれて
家の中に 水が入ってきたり、
土砂崩れが 起きたりするなど
災害が起きている可能性があります。
大雨特別警報が 出る前に
避難しないと 危ないです。
土砂崩れが 起きる前には、
小さい石が 山から落ちてきたり、
山に ひびが入ったりすることがあります。
これらを見つけたら
早めに 避難してください。
また、大雨が 降っているときや
大雨が やんでから しばらくの間は、
川には 近づかないように してください。
雨がやんで しばらくしてから
川の水が増えることも あります。