新しいデザインのお札が できる

(あたら)しいデザインのお(さつ)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)加藤(かとう) ()優美(ゆみ)さん)

財務省(ざいむしょう)という(くに)役所(やくしょ)
日本(にほん)のお(かね)管理(かんり)する 日本銀行(にっぽんぎんこう)は、
来年(らいねん)の2024(ねん)(がつ)
(あたら)しいデザインのお(さつ)使(つか)(はじ)めることを
発表(はっぴょう)しました。

(さつ)のデザインを (あたら)しくするのは
20(ねん)ぶりです。

(さつ)には
日本(にほん)活躍(かつやく)した(ひと)(かお)
えがかれます。

今回(こんかい) (あたら)しく えがかれる3(にん)は、
江戸時代(えどじだい)()わりごろに()まれ、
人々(ひとびと)生活(せいかつ)を よくすることに
(おお)きく貢献(こうけん)した(ひと)たちです。

(あたら)しい1(まん)(えん)(さつ)渋沢(しぶさわ) 栄一(えいいち)です。
渋沢(しぶさわ) 栄一(えいいち)
500もの会社(かいしゃ)(つく)ることに(かか)わり、
日本(にほん)経済(けいざい)()()げました。

(あたら)しい5千円札(せんえんさつ)津田(つだ) 梅子(うめこ)です。
津田(つだ) 梅子(うめこ)
女性(じょせい)男性(だんせい)(おな)じように
教育(きょういく)()けて 活躍(かつやく)できるよう、
女性(じょせい)のための学校(がっこう)
つくりました。
(いま)も「津田塾大学(つだじゅくだいがく)」として
(のこ)っています。

(あたら)しい千円札(せんえんさつ)北里(きたざと) 柴三郎(しばさぶろう)です。
北里(きたざと) 柴三郎(しばさぶろう)
破傷風(はしょうふう)」という病気(びょうき)
(なお)方法(ほうほう)()つけました。

(あたら)しいお(さつ)には、世界(せかい)(はじ)めて
3D(すりーでぃー)ホログラム」が 使(つか)われます。

今回(こんかい)のお(さつ)(なか)
きらきらした部分(ぶぶん)は、
()きを()えて()ると
(なか)に かいてある(かお)()きも
()わります。

これが 3D(すりーでぃー)ホログラムの部分(ぶぶん)です。
3D(すりーでぃー)ホログラムを(つく)るのは
とても (むずか)しいので、
偽物(にせもの)のお(さつ)(つく)ることも
(むずか)しくなります。

また、(あたら)しいお(さつ)
わかりやすいように
工夫(くふう)されています。

たとえば、金額(きんがく)(あらわ)数字(すうじ)
(いま)よりも (おお)きくなります。

ほかにも、
(まい)のお(さつ)には
それぞれ(ちが)場所(ばしょ)
デコボコが ついていて、
さわって 区別(くべつ)できるように
なっています。

(あたら)しいデザインのお(さつ)印刷(いんさつ)
もう (はじ)まっています。
来年(らいねん)使(つか)うのが (たの)しみですね。

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