動物愛護センターに送られた
犬たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:八島 みこ さん)
2019年から2022年の 4年間で、
警察に「落としもの」として届けられた動物が
10万匹を超えることが わかりました。
犬や猫など、
ペットとして飼われていた動物が
多いようです。
警察に届けられた動物は、
飼い主が 見つかるまで
警察が預かって 世話をします。
飼い主が 見つからなければ、
飼ってくれる人や施設を
探します。
それでも 飼ってくれる人や施設が
見つからない場合、
動物愛護センターに 送られることも
あります。
センターで預かれる動物の数には
限りがあり、
世話をするには お金もかかります。
また、人を攻撃したり
治らないケガや 病気のある動物は、
新しい飼い主が 見つからないと
殺してしまうことが あります。
2021年に 殺してしまった動物の数は
およそ1万匹でした。
動物の命も、人間の命と同じように
大切なものです。
動物を飼いたいと思ったら、
さいごまで 面倒を見られるか
よく 考えること。
また、動物が 外に逃げてしまった時でも
すぐに 見つけられるよう、
首輪に 連絡先などを つけておくこと。
こうしたことに 気をつけて、
動物が殺されなくて済むように
することが 大事です。