【解説】「こども家庭庁」で 国の取り組みは どう変わる?

(イラスト:achacaアチャカさん)

(音声(おんせい):おおわん はるさん)

 

▼2023(ねん)(がつ)1日(ついたち)
「こども家庭(かてい)(ちょう)」という
(くに)役所(やくしょ)(あたら)しくできました。
()どものための()()みを
(かんが)えて(すす)める役割(やくわり)をします。

 

▼こども家庭(かてい)(ちょう)は、
これからの()()みで
大事(だいじ)にすることを
6つに まとめています。

 

()どもや 子育(こそだ)てをする(ひと)
(おも)いを()いて ()()

()どもが 差別(さべつ)されることなく
(しあわ)せに成長(せいちょう)できるようにする

虐待(ぎゃくたい)()けている()どもや、
(かね)(もの)がなくて(こま)っている
()どもを (ほう)っておかない

④「()どもが何歳(なんさい)かによって
支援(しえん)がとぎれる」ということが
ないようにする

(こま)っている ()どもや家庭(かてい)
自分(じぶん)相談(そうだん)できなくても
支援(しえん)()けられるようにする

()どもについての調査(ちょうさ)をして
その結果(けっか)()()みに()かす

 

(いま)までは、
子育(こそだ)てを支援(しえん)する お(かね)のこと、
障害(しょうがい)のある()どものことなど、
内容(ないよう)によって
対応(たいおう)する役所(やくしょ)が ばらばらでした。

これからは、
こども家庭(かてい)(ちょう)が まとめて
対応(たいおう)することになります。

 

▼ただし、
小学校(しょうがっこう)中学校(ちゅうがっこう)高校(こうこう)
特別(とくべつ)支援(しえん)学校(がっこう)大学(だいがく)など
学校(がっこう)での教育(きょういく)のことは、
(いま)までどおり
文部科学省(もんぶかがくしょう)という役所(やくしょ)
対応(たいおう)します。

学校(がっこう)での(こま)りごとに
こども家庭(かてい)(ちょう)
うまく対応(たいおう)できるか、
課題(かだい)になっています。

 

(いま)日本(にほん)では
()どもの人数(にんずう)()っています。
安心(あんしん)して 出産(しゅっさん)子育(こそだ)てができる、
()どもが 安心(あんしん)して()ごせる
社会(しゃかい)になるよう、
こども家庭(かてい)(ちょう)役割(やくわり)
とても大事(だいじ)です。

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