(イラスト:achacaさん)
(
▼2023年4月1日、
「こども家庭庁」という
国の役所が 新しくできました。
子どものための取り組みを
考えて進める役割をします。
▼こども家庭庁は、
これからの取り組みで
大事にすることを
6つに まとめています。
①子どもや 子育てをする人の
思いを聞いて 取り組む
②子どもが 差別されることなく
幸せに成長できるようにする
③虐待を受けている子どもや、
お金や物がなくて困っている
子どもを 放っておかない
④「子どもが何歳かによって
支援がとぎれる」ということが
ないようにする
⑤困っている 子どもや家庭が
自分で 相談できなくても
支援を受けられるようにする
⑥子どもについての調査をして
その結果を 取り組みに生かす
▼今までは、
子育てを支援する お金のこと、
障害のある子どものことなど、
内容によって
対応する役所が ばらばらでした。
これからは、
こども家庭庁が まとめて
対応することになります。
▼ただし、
小学校、中学校、高校、
特別支援学校、大学など
学校での教育のことは、
今までどおり
文部科学省という役所が
対応します。
学校での困りごとに
こども家庭庁が
うまく対応できるか、
課題になっています。
▼今、日本では
子どもの人数が 減っています。
安心して 出産・子育てができる、
子どもが 安心して過ごせる
社会になるよう、
こども家庭庁の役割は
とても大事です。