奈良の古墳から 大きな鏡と剣が 見つかった
2023年2月5日
国内のこと / こくないのこと
今回見つかった 銅の鏡
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2023年1月25日
奈良県奈良市にある 富雄丸山古墳で、
銅でできた鏡と 鉄でできた剣が
見つかったことが わかりました。
今回見つかった 銅の鏡は
盾のような形をしていて、
鏡の裏には 細かい模様が
たくさん かいてあります。
盾のような銅の鏡が 見つかったのは
初めてです。
今回見つかった 鉄の剣は
これまで 日本で見つかった
鉄の剣のなかで、
一番古い時代に作られた 剣でした。
剣の長さは、
2メートル以上も あります。
こんなに長い鉄の剣は、
ほかに見つかっていません。
古墳は、
土を高く盛って作ったお墓です。
大昔に えらい人のために
作られました。
富雄丸山古墳は
1600年以上前に作られた 古墳です。
だれのお墓なのかは まだ分かっていません。
直径109メートルで
日本で一番大きな
丸い形をした古墳です。
富雄丸山古墳は
1月28日と29日に 公開され
たくさんの人が 見に来ました。
ただし、
今回見つかった 銅の鏡と 鉄の剣は
公開されませんでした。
研究所で
保存のための処理をしているからです。
いつ公開されるかは
まだ決まっていません。