(音声:西山 祐樹さん)
2022年11月25日、
厚生労働省という 国の役所が
今年1月から 9月までに
生まれた子どもの数は、
およそ59万9000人だったと
発表しました。
去年より およそ3万人 減っています。
このペースのままだと、
今年は 1年間に生まれる 子どもの数が
記録を 取り始めてから
一番 少なくなりそうです。
子どもが 減っているのには、
いくつかの理由が あるようです。
一つは、新型コロナウイルスが
はやっていることです。
そのせいで 出会う機会が
少なくなり、
結婚して 妊娠する人が
少なかったからではないかと
言われています。
ほかには、
景気が 悪くて
お金に 余裕がなかったり、
子どもを産んだ後の
配慮や支援が 少ないことも
影響しているようです。
子どもを産もうと思えない社会に
なっているということです。
子どもを産んで 育てていくためには
家族の協力は もちろん、
職場や地域、役所の支援など
社会全体で 支えていくことが
必要です。
子どもを 産みたいと思える社会、
子どもを 産みたいと思う人が
安心して 産み育てられる社会に
なっていくと いいですね。