(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
「円安」が 止まりません。
「円安」とは、
日本のお金「円」の価値が
下がることです。
2022年1月には、
1ドルと交換するのに
115円くらい 必要でしたが、
どんどん円安が進んで、
10月20日には
1ドルと交換するのに
150円くらい 必要になりました。
円安になると、
外国から ものを買うときに
今までよりも たくさん
お金が必要になります。
日本は たくさんの食べものを
外国から 買っています。
また、食べもの以外でも、
日本で育てる牛などの えさも
外国から 買っているので、
いろいろな食べものが
高くなってしまうのです。
また、最近は 家電製品を
外国の工場で 作ることが
多くなっています。
円安が 一気に進んでしまったので、
外国の工場から 日本に運ぶのにも
今までより たくさん
お金が かかります。
そのため、
いろいろな家電製品の値段も
上がってしまいます。
そろそろ寒くなってきて
ヒーターなど 暖房器具を買う人も
多くなります。
国は なんとかして
円安を 解決しようとしていますが
うまくいっていません。
ますます 生活が苦しくなりそうです。