２０２４年の秋に 健康保険証は すべてマイナンバーカードになる

マイナンバーカードのイメージ
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

国(くに)は、２０２４年(ねん)の秋(あき)に
今(いま)の健康保険(けんこうほけん)証(しょう)を なくすことを
決(き)めました。
マイナンバーカードが
健康保険(けんこうほけん)証(しょう)になり、
病院(びょういん)などでも マイナンバーカードを
見(み)せることになります。

マイナンバーカードは、
自分(じぶん)の名前(なまえ)・住所(じゅうしょ)・顔写真(かおじゃしん)と、
国(くに)が決(き)めた 一人(ひとり)ひとりの番(ばん)号(ごう)が
書(か)いてあるカードです。

今(いま)でも、マイナンバーカードを
健康保険(けんこうほけん)証(しょう)として
登録(とうろく)することが できます。

マイナンバーカードを
健康保険(けんこうほけん)証(しょう)として 登録(とうろく)すると、
「マイナポータル」という
ウェブサイトや アプリから、
一部(いちぶ)の健康診断(けんこうしんだん)の結果(けっか)や
使(つか)っている薬(くすり)の情報(じょうほう)などが
見(み)られるようになります。

今(いま)のところ、マイナンバーカードは
作(つく)らなくても いいものです。
マイナンバーカードを 持(も)っている人(ひと)は、
まだ 国民(こくみん)の半分(はんぶん)くらいです。

国(くに)は、国民(こくみん)全員(ぜんいん)に
マイナンバーカードを 作(つく)ってもらいたいと
考(かんが)えています。
そのため、国民(こくみん)全員(ぜんいん)が使(つか)う健康保険(けんこうほけん)証(しょう)を
必(かなら)ず マイナンバーカードにすることに
決(き)めました。

マイナンバーカードが
なぜ必要(ひつよう)なのか、
どのように 作(つく)ればいいのかなど、
国(くに)が きちんと説明(せつめい)していないと
反対(はんたい)する人(ひと)も います。

また、障害(しょうがい)のある人(ひと)や お年寄(としよ)りなど
自分(じぶん)ひとりで
マイナンバーカードを作(つく)るのが
難(むずか)しい人(ひと)への対応(たいおう)も 必要(ひつよう)です。