神奈川県が 障害のある人が よりよく暮らせるための条例を つくる
2022年9月11日
障害のこと / しょうがいのこと
神奈川県の 黒岩 祐治 知事
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
2022年9月5日、
神奈川県の 黒岩 祐治 知事は、
障害のある人が
より良く暮らせるための条例案を
議会に提出すると 発表しました。
条例とは、
都道府県や市区町村が作る ルールです。
神奈川県では 2016年に、
「津久井やまゆり園」で
障害のある人が 19人
殺される事件が ありました。
同じような事件を
二度と 起こさないために、
神奈川県は
障害のある人 一人ひとりの意思を
大切にする行政を 目指しています。
今回の条例案は
その考え方を 形にするものです。
障害のある人たちの話を 聞きながら
作られました。
この条例案のポイントは
次の4つです。
1、障害のある人が 自分で
自分のことを 決められるように 手伝うこと
2、障害のある人の権利を 守ること
3、障害のある人への差別を なくすこと
4、障害のある人への虐待を ふせぐこと
これらのことを 実現するために
神奈川県が することや、
市区町村との 協力のしかたなども
書いてあります。
この条例は
2023年4月から
始めることを 目指しています。