神奈川県が 障害のある人が よりよく暮らせるための条例を つくる

神奈川県(かながわけん)黒岩(くろいわ) 祐治(ゆうじ) 知事(ちじ)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

2022(ねん)(がつ)5日(いつか)
神奈川県(かながわけん)黒岩(くろいわ) 祐治(ゆうじ) 知事(ちじ)は、
障害(しょうがい)のある(ひと)
より()()らせるための条例案(じょうれいあん)
議会(ぎかい)提出(ていしゅつ)すると 発表(はっぴょう)しました。

条例(じょうれい)とは、
都道府県(とどうふけん)市区町村(しくちょうそん)(つく)る ルールです。

神奈川県(かながわけん)では 2016(ねん)に、
津久井(つくい)やまゆり(えん)」で
障害(しょうがい)のある(ひと)が 19(にん)
(ころ)される事件(じけん)が ありました。

(おな)じような事件(じけん)
()()こさないために、
神奈川県(かながわけん)
障害(しょうがい)のある(ひと) 一人(ひとり)ひとりの意思(いし)
大切(たいせつ)にする行政(ぎょうせい)目指(めざ)しています。

今回(こんかい)条例案(じょうれいあん)
その(かんが)(かた)(かたち)にするものです。
障害(しょうがい)のある(ひと)たちの(はなし)()きながら
(つく)られました。

この条例案(じょうれいあん)のポイントは
(つぎ)の4つです。

1、障害(しょうがい)のある(ひと)自分(じぶん)
自分(じぶん)のことを ()められるように 手伝(てつだ)うこと
2、障害(しょうがい)のある(ひと)権利(けんり)(まも)ること
3、障害(しょうがい)のある(ひと)への差別(さべつ)を なくすこと
4、障害(しょうがい)のある(ひと)への虐待(ぎゃくたい)を ふせぐこと

これらのことを 実現(じつげん)するために
神奈川県(かながわけん)が することや、
市区町村(しくちょうそん)との 協力(きょうりょく)のしかたなども
()いてあります。

この条例(じょうれい)
2023(ねん)(がつ)から
(はじ)めることを 目指(めざ)しています。

ニュースの種類しゅるい