国枝 慎吾 選手が 「生涯ゴールデンスラム」を 達成した

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２２年(ねん)７月(がつ)１０日(とおか)、
イギリスであった
テニスのウィンブルドン選手権(せんしゅけん)
車(くるま)いすの部(ぶ)で、
国枝(くにえだ) 慎吾(しんご) 選手(せんしゅ)が 優勝(ゆうしょう)しました。
国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)が この大会(たいかい)で
優勝(ゆうしょう)するのは 初(はじ)めてです。

テニスの 大(おお)きな大会(たいかい)は、
この大会(たいかい)を入(い)れて ４つあります。
国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)は、ほかの３つの大会(たいかい)では
あわせて ２０回(かい)以上(いじょう) 優勝(ゆうしょう)しています。
ウィンブルドン選手権(せんしゅけん)では
２０１６年(ねん)に
車(くるま)いすの部(ぶ)が できたばかりで、
国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)は まだ
優勝(ゆうしょう)できていませんでした。

国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)は さらに
パラリンピックでも 優勝(ゆうしょう)しています。
今回(こんかい)、ウィンブルドン選手権(せんしゅけん)で
優勝(ゆうしょう)したことで
「生涯(しょうがい)ゴールデンスラム」を 達成(たっせい)しました。
「生涯(しょうがい)ゴールデンスラム」とは
テニス選手(せんしゅ)が
４つの大(おお)きな大会(たいかい)と
オリンピック・パラリンピックの
すべてで 優勝(ゆうしょう)することです。

国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)は ９歳(さい)の時(とき)に
せきずいの病気(びょうき)で 両足(りょうあし)に障害(しょうがい)が残(のこ)り、
車(くるま)いすに 乗(の)っています。

国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)は ２００６年(ねん)に初(はじ)めて
車(くるま)いすテニスの 世界(せかい)ランキングで
１位(い)になりました。

これからも 国枝(くにえだ)選手(せんしゅ)の活躍(かつやく)が
とても楽(たの)しみですね。