今年の夏は 電気が足りなくなりそう

梅雨(つゆ)が明(あ)けて
暑(あつ)い日(ひ)が続(つづ)く 東京(とうきょう)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

日本(にほん)の多(おお)くの地域(ちいき)で
梅雨(つゆ)が明(あ)けが 発表(はっぴょう)されています。
今年(ことし)は、今(いま)までで一番(いちばん)短(みじか)い
梅雨(つゆ)でした。

梅雨(つゆ)が明(あ)けて これから夏(なつ)になります。
今年(ことし)の夏(なつ)は、とても暑(あつ)くなりそうです。
暑(あつ)くて たくさんの人(ひと)や 会社(かいしゃ)が
エアコンを使(つか)ったりするので、
電気(でんき)が たくさん
使(つか)われることになりそうです。

政府(せいふ)は、６月(がつ)２７日(にち)に
電気(でんき)が足(た)りなくなるかもしれないと
「電力(でんりょく)需給(じゅきゅう)ひっぱく注意報(ちゅういほう)」を
出(だ)しました。

「電力(でんりょく)需給(じゅきゅう)ひっぱく注意報(ちゅういほう)」は
電気(でんき)が足(た)りなくなる日(ひ)の 前(まえ)の日(ひ)に
出(だ)されるものです。
家庭(かてい)や 会社(かいしゃ)に対(たい)して
いらない電気(でんき)を消(け)すなどの
節電(せつでん)を 呼(よ)びかけます。

「電力(でんりょく)需給(じゅきゅう)ひっぱく注意報(ちゅういほう)」は
２０２２年(ねん)５月(がつ)にできた 新(あたら)しい制度(せいど)で、
この注意報(ちゅういほう)が出(で)るのは
初(はじ)めてです。

節電(せつでん)しても 電気(でんき)が足(た)りなくなると
政府(せいふ)は、
「電力(でんりょく)需給(じゅきゅう)ひっぱく警報(けいほう)」を 出(だ)します。

この警報(けいほう)では、
「使(つか)う電気(でんき)を 何(なん)％減(へ)らしてください」と
具体的(ぐたいてき)な数字(すうじ)を出(だ)して
節電(せつでん)を 呼(よ)びかけます。

それでも 電気(でんき)が足(た)りない場合(ばあい)、
停電(ていでん)になることが あります。

節電(せつでん)は大切(たいせつ)ですが、
とても 暑(あつ)い日(ひ)が続(つづ)きます。
エアコンは しっかり使(つか)いながら、
使(つか)っていない部屋(へや)の電気(でんき)は 消(け)すなど、
無理(むり)のない範囲(はんい)で
節電(せつでん)に 協力(きょうりょく)しましょう。