(音声:西山 祐樹さん)
2022年7月10日に、
参議院議員の選挙が
おこなわれます。
参議院議員の選挙は
国の政治をする人を 決める
大切な選挙です。
2022年6月1日、
障害者団体は
障害のある人が 投票しやすくなるように
環境や制度を 整えてほしいと
国に伝えました。
例えば、
・点字や音声で 候補者の政策を 紹介する
・わかりやすい選挙公報を 配る
・投票所への移動に 付き添う
などを 求めました。
ほかにも、
・郵便で投票できる人を 増やす
・「代理投票」ができることを もっと広める
なども 求めました。
代理投票は、
文字が書けない人のための制度です。
投票所の係の人に
選びたい人や政党を 伝えて、
代わりに 投票用紙に
書いてもらいます。
障害のある人が
投票しやすくなるように
もっと環境や制度が
整っていくことを 期待したいですね。
また、2022年6月7日には
東京都の特別支援学校では、
知的障害のある生徒たちが
投票の方法を 学びました。
生徒たちは
給食のデザートについて、
「スイカ」がいいか
「メロン」がいいか
どちらかを 投票用紙に書いて
投票箱に入れました。
投票の結果
「メロン」が選ばれ、
7月の給食に
出ることになりました。
授業をした先生は
「18歳になったら 社会の一員として
大切な1票を 入れてほしい」と
話しました。