点字新聞「点字毎日」を出しつづけて １００年に

「点字毎日てんじまいにち」の表紙ひょうし
中なかは すべて 点字てんじで書かいてあります

(音声(おんせい)：ゆたさん)

「点字(てんじ)毎日(まいにち)」は、
目(め)の見(み)えない人(ひと)たちのために
点字(てんじ)で書(か)かれた新聞(しんぶん)です。

第(だい)１号(ごう)が出(で)たのは、
１９２２年(ねん)５月(がつ)１１日(にち)。
今年(ことし)の５月(がつ)１１日(にち)で
１００年(ねん)が経(た)ちました。

「点字(てんじ)毎日(まいにち)」は
毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ)が 週(しゅう)に１回(かい)
出(だ)しています。
新聞社(しんぶんしゃ)が出(だ)している点字(てんじ)新聞(しんぶん)は、
今(いま)では「点字(てんじ)毎日(まいにち)」だけです。

「点字(てんじ)毎日(まいにち)」には
目(め)の見(み)えない人(ひと)・見(み)えにくい人(ひと)に関(かか)わる
ニュースや、生活(せいかつ)の役(やく)に立(た)つ情報(じょうほう)などが
のっています。
「毎日新聞(まいにちしんぶん)」とは 内容(ないよう)が違(ちが)います。

目(め)の見(み)えない人(ひと)・見(み)えにくい人(ひと)の中(なか)には、
点字(てんじ)が読(よ)めない人(ひと)も たくさんいます。
点字(てんじ)が読(よ)めない人(ひと)たちのために、
１９９８年(ねん)からは
大(おお)きめの文字(もじ)で 印刷(いんさつ)した「活字(かつじ)版(ばん)」、
２００５年(ねん)からは
「音声(おんせい)版(ばん)」を 出(だ)しています。

１００年(ねん)の間(あいだ)、
戦争(せんそう)や 災害(さいがい)、
最近(さいきん)では 新型(しんがた)コロナの流行(りゅうこう)がありましたが、
休(やす)むことなく 出(だ)しつづけてきました。

これからも
目(め)の見(み)えない人(ひと)・見(み)えにくい人(ひと)たちに
情報(じょうほう)を届(とど)けていってほしいですね。