障害のある人が働く工場「オムロン太陽」ができてから 50年が経った
2022年4月17日
障害のこと / しょうがいのこと
(写真提供:オムロン太陽株式会社)
(音声:加藤 愛優美さん)
体温計などで有名な会社
「オムロン」は 1972年、
障害のある人たちが働く工場
「オムロン太陽」を
つくりました。
2022年4月8日、
オムロン太陽は
会社ができてから 50年となり、
式典が開かれました。
オムロン太陽は
日本で初めて、
障害のある人とない人を
同じ条件で 雇った会社です。
オムロン太陽の 工場では、
電子機器に使われる
細かい部品を 作っています。
工場の中は 車いすの人も
移動しやすいように なっています。
耳が 聞こえない・聞こえにくい人とは、
声を文字にする アプリなどを使って
コミュニケーションを
取っているそうです。
「イライラ」「困っている」など、
体調や気持ちを 伝えるときに
カードを 使っている人もいます。
このような工夫は
いろいろな人が 協力しあって
働くうえで 大切なことですね。