人が少なくなった 成田空港
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
新型コロナウイルスの1つである
オミクロン株という
新しいかたちのウイルスが、
世界中で 見つかっています。
日本を含め 50以上の国と地域で
オミクロン株にかかった人がいます。
オミクロン株は
南アフリカという国で
今年の11月に 見つかりました。
10月の 南アフリカでは
新型コロナウイルスにかかる人は
1日で およそ500人でした。
その後、11月の後半から
新型コロナウイルスにかかる人が
増えはじめ、
12月2日には 1万人を超えました。
そのうちの ほとんどは
オミクロン株に かかっています。
日本では 11月28日に、
飛行機で日本に来た 外国の人から
オミクロン株が 見つかりました。
初めて日本で オミクロン株が
見つかったことになります。
国は、外国から オミクロン株が
入ってこないように、
11月30日から
外国の人が 日本に入るのを
断っています。
また、オミクロン株が きっかけで
新型コロナウイルスがはやるのを
防ぐために、
国民が 3回目のワクチンを
打てるよう 準備しています。
オミクロン株については
今、世界中の学者が 調べていますが
はっきりしたことが
まだ 分かっていません。
国は 今までどおり
マスクをつけることや
消毒をすることなど、
これまでと同じ対策を 続けるよう
呼びかけています。