【解説】いま、キャンプが ブーム!

夜にキャンプをする人たち

(音声(おんせい):ゆたさん)

 

▼みなさんは、キャンプに
()ったことは ありますか?
キャンプでは、(はら)っぱや(はやし)(なか)
テントを()って 寝泊(ねと)まりします。
みんなで バーベキューをしたり、
たき()()ながら
自然(しぜん)(なか)で ゆったり()ごすのは、
とても (たの)しいものです。

 

▼キャンプが いま ブームです。
人気(にんき)のキャンプじょう
なかなか 予約(よやく)()れません。
女子高生(じょしこうせい)たちがキャンプを(たの)しむ
アニメ「ゆるキャン△」や、
(わら)芸人(げいにん)のヒロシが
一人(ひとり)でキャンプをする番組(ばんぐみ)
「ぼっちキャンプ」も 人気(にんき)です。

 

▼キャンプが はやっているのには、
いくつか 理由(りゆう)があります。

 

①キャンプの道具(どうぐ)(やす)くなった

キャンプには、テントや寝袋(ねぶくろ)
バーベキューの(だい)
(そと)料理(りょうり)するための(なべ)など、
たくさんの道具(どうぐ)必要(ひつよう)です。
(むかし)は、キャンプの道具(どうぐ)
とても (たか)かったのですが、
いまは、(やす)くて いいものが
(みせ)や インターネット通販(つうはん)
()えるようになりました。

 

避難(ひなん)(よう)道具(どうぐ)活用(かつよう)できる

2011(ねん)東日本(ひがしにほん)大震災(だいしんさい)や、
毎年(まいとし)のように()きる
大雨(おおあめ)などでの被害(ひがい)()て、
たくさんの(ひと)たちが
災害(さいがい)(そな)えるようになりました。

電気(でんき)やガスを 使(つか)わないで
寝泊(ねと)まりするキャンプは、
災害(さいがい)のときの 避難(ひなん)生活(せいかつ)
()ています。
避難(ひなん)生活(せいかつ)使(つか)うものの(なか)には
キャンプで使(つか)える道具(どうぐ)もあります。
わざわざ 道具(どうぐ)()わなくても
キャンプをしやすくなりました。

 

新型(しんがた)コロナウイルスを()ける

旅館(りょかん)やホテルに ()まったり
(みせ)食事(しょくじ)したりする 旅行(りょこう)より、
キャンプは「(みつ)」になりにくく、
新型(しんがた)コロナウイルスも
うつりにくくなります。
このため、普通(ふつう)旅行(りょこう)()わりに
キャンプに()(ひと)()えたと
いわれています。

 

一方(いっぽう)で、キャンプをする(ひと)
(きゅう)()えたので、
トラブルも ()えています。
キャンプ(じょう)で お(さけ)()んで
大騒(おおさわ)ぎしたり、
片付(かたづ)けをしないで (かえ)ったりする
ことが 問題(もんだい)になっています。
このため、音楽(おんがく)楽器(がっき)
禁止(きんし)したり、
グループで使(つか)うのを(ことわ)ったりする
キャンプ(じょう)も あります。

室津(むろつ) 大吾(だいご)

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