池袋で車が暴走した事故の 裁判が終わった

事故(じこ)()きたところに
(つく)られた モニュメント
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

2019(ねん)(がつ)に、
東京都(とうきょうと)池袋(いけぶくろ)暴走(ぼうそう)した(くるま)
たくさんの(ひと)をはねる
事故(じこ)がありました。
この事故(じこ)2人(ふたり)()くなり、
(にん)がけがをしました。

暴走(ぼうそう)した(くるま)運転(うんてん)していたのは
87(さい)の お年寄(としよ)りでした。

この運転手(うんてんしゅ)は これまでの裁判(さいばん)で、
事故(じこ)()こったのは
(くるま)が こわれていたせいだと
(はな)していました。
そして、自分(じぶん)
ちゃんと 運転(うんてん)していたから
無罪(むざい)だと 主張(しゅちょう)していました。

この裁判(さいばん)(おこな)っていた
東京(とうきょう)地方(ちほう)裁判所(さいばんしょ)は、
運転手(うんてんしゅ)が ブレーキとアクセルを
()みまちがえて 事故(じこ)()きたと
判断(はんだん)しました。

そして 禁錮(きんこ)(ねん)という刑罰(けいばつ)
運転手(うんてんしゅ)()(わた)しました。
禁錮(きんこ)」とは、
()められた期間(きかん)
刑務所(けいむしょ)()じこめる (ばつ)です。

地方(ちほう)裁判所(さいばんしょ)判断(はんだん)
納得(なっとく)できないときは、
控訴(こうそ)することが できます。
控訴(こうそ)すると、
高等(こうとう)裁判所(さいばんしょ)というところが
あらためて 事故(じこ)について
判断(はんだん)することになります。

今回(こんかい)は、事故(じこ)()こした運転手(うんてんしゅ)
運転手(うんてんしゅ)(うった)えていた 検察(けんさつ)
どちらも 控訴(こうそ)しなかったので、
地方(ちほう)裁判所(さいばんしょ)判断(はんだん)した
刑罰(けいばつ)()まりました。

この事故(じこ)
2人(ふたり)家族(かぞく)()くした(ひと)
事故(じこ)()こした運転手(うんてんしゅ)(たい)して
(つみ)()()う 5(ねん)(かん)にしてほしい」
(はな)しています。

ニュースの種類しゅるい