日本の遺跡や島が 世界遺産に 加わった

世界(せかい)遺産(いさん)(くわ)わった
遺跡(いせき)島々(しまじま)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい):ゆたさん)

2021(ねん)(がつ)16(にち)から
(がつ)31(にち)まで
ユネスコの 世界(せかい)遺産(いさん)委員会(いいんかい)(ひら)かれ、
日本(にほん)遺跡(いせき)(しま)
世界(せかい)遺産(いさん)(くわ)わりました。

世界(せかい)遺産(いさん)は 3種類(しゅるい)あります。
1つ()は、「文化(ぶんか)遺産(いさん)」です。
人間(にんげん)歴史(れきし)のなかで 大切(たいせつ)
建物(たてもの)遺跡(いせき)などが (えら)ばれます。

2つ()は、「自然(しぜん)遺産(いさん)」です。
貴重(きちょう)動物(どうぶつ)植物(しょくぶつ)がいる場所(ばしょ)や、
地球(ちきゅう)歴史(れきし)()るのに 重要(じゅうよう)場所(ばしょ)
(うつく)しい景色(けしき)がある場所(ばしょ)などが
(えら)ばれます。

3つ()は、
文化(ぶんか)遺産(いさん)」と「自然(しぜん)遺産(いさん)」の
両方(りょうほう)にあてはまる「複合(ふくごう)遺産(いさん)」です。

今回(こんかい)(あたら)しく
文化(ぶんか)遺産(いさん)(えら)ばれたのは、
北海道(ほっかいどう)北東北(きたとうほく)縄文(じょうもん)遺跡(いせき)(ぐん)」です。
北海道(ほっかいどう)と、青森県(あおもりけん)岩手県(いわてけん)
それに秋田県(あきたけん)にある
縄文時代(じょうもんじだい)遺跡(いせき)です。

縄文時代(じょうもんじだい)は、
(なに)(ねん)(まえ)日本(にほん)
()りをしたり (やま)()ったりして
()べものをとっていた 時代(じだい)です。

この遺跡(いせき)からは
そうした 縄文時代(じょうもんじだい)にも、
たくさんの(ひと)(おな)場所(ばしょ)()んで、
(まつ)りや(いの)りなどの 文化(ぶんか)
あったことが わかります。
歴史的(れきしてき)貴重(きちょう)遺跡(いせき)だということで、
文化(ぶんか)遺産(いさん)(えら)ばれました。

自然(しぜん)遺産(いさん)(えら)ばれたのは、
奄美大島(あまみおおしま)徳之島(とくのしま)沖縄(おきなわ)(とう)北部(ほくぶ)
および西表島(いりおもてじま)」です。
この島々(しまじま)
鹿児島県(かごしまけん)沖縄県(おきなわけん)にあります。
世界(せかい)(じゅう)で これらの(しま)にしかいない、
貴重(きちょう)動物(どうぶつ)植物(しょくぶつ)が いるということで、
自然(しぜん)遺産(いさん)(えら)ばれました。

これで 日本(にほん)にある世界(せかい)遺産(いさん)は、
文化(ぶんか)遺産(いさん)が 20(けん)
自然(しぜん)遺産(いさん)が 5(けん)になりました。

今回(こんかい)世界(せかい)遺産(いさん)となった場所(ばしょ)
管理(かんり)している(ひと)たちは、
貴重(きちょう)なものを (まも)っていきながら、
研究(けんきゅう)観光(かんこう)()かしていくと
(はな)しています。

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