救助活動をする人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2021年7月2日の夜から
静岡県などで 大雨が降りました。
2日から 3日昼ごろまでに
降った雨の量は、
ふつうの年の 7月に降る
雨の量より 多かったです。
静岡県の熱海では、
大雨の影響で 土石流が起きて
多くの家や車が 流されました。
この災害で亡くなった人や
どこにいるか
まだ分からない人も います。
また、水道や電気が 使えなくなり
道路が通れなくなるなど、
住んでいる人たちの生活に
大きな影響が 出ています。
土石流とは、
大雨によって 山の土や石が
一気に流れるものです。
山のふもとで 流れが急な川や
谷があるところで 起こりやすいです。
車と同じくらいの速さで
土や石が 流れるので、
土石流が起きてから 逃げるのは
難しいです。
そのため、大雨が降っているときは
役所が出している 避難情報に
注意することが 大切です。
早めに避難するように
してください。
また、役所が出している
大雨のハザードマップを
見てみることも 重要です。
ハザードマップでは
大雨が降ったときに 危ないところが
分かるようになっています。
これから、台風などで
災害が増える時期です。
ハザードマップで
自分の住んでいるところに
どんな危険があるか、
どこに避難したら 良いかを
確認しておきましょう。