神戸市の中学校が、自殺した生徒の いじめに関するメモを 捨てたと うそをついた
2018年6月10日
国内のこと / こくないのこと
うそをついたことを 謝る
神戸市の教育委員会の 人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:おおわんはるさん)
2016年10月、
神戸市の ある中学生が
自殺しました。
この中学生は
学校で いじめられていました。
しかし、学校は この中学生が
いじめられたせいで 自殺したとは
認めませんでした。
また、学校は
いじめについて 同級生たちに
聞き取りをしたときの メモを
捨てたと 話しました。
ところが、2018年6月になって
神戸市の教育委員会は
このメモを 捨てていなかったと
発表しました。
教育委員会は、
学校が まちがったことをしないか
チェックをするところです。
しかし、今回 神戸市の教育委員会は
メモの内容を 発表すると
めんどうなことになると 考えました。
そして、学校に「メモを捨てた」と
うそをつかせ 隠したのです。
これをうけて 神戸市は、
いじめと 自殺が
本当に 関係がないのか、
もう一度 調べる予定です。