３回目の緊急事態宣言が 出た

お店(みせ)が閉(し)まって 暗(くら)くなった
新宿(しんじゅく)の街(まち)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：ゆたさん)

２０２１年(ねん)４月(がつ)２５日(にち)、
東京都(とうきょうと)・大阪府(おおさかふ)・京都府(きょうとふ)・兵庫県(ひょうごけん)に
緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)が 出(で)ました。
期間(きかん)は 今(いま)のところ
５月(がつ)１１日(にち)までです。

緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)が出(で)た地域(ちいき)では、
お酒(さけ)を出(だ)す飲食店(いんしょくてん)や
デパート、映画館(えいがかん)などを
閉(し)めるように お願(ねが)いしています。
お酒(さけ)を出(だ)さない飲食店(いんしょくてん)にも、
夜(よる)８時(じ)までで お店(みせ)を閉(し)めるよう
お願(ねが)いしています。

今回(こんかい)、緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)を出(だ)した理由(りゆう)は、
新型(しんがた)コロナウイルスの
「変異(へんい)ウイルス」が 広(ひろ)まり、
病院(びょういん)に入院(にゅういん)する人(ひと)が
かなり 増(ふ)えてきたからです。

ウイルスは 広(ひろ)まっていく途中(とちゅう)で
少(すこ)しずつ 中身(なかみ)が変(か)わることが あります。
中身(なかみ)が変(か)わったウイルスを
「変異(へんい)ウイルス」と言(い)います。

変異(へんい)ウイルスには
これまでのウイルスとは ちがう
特徴(とくちょう)があります。
たとえば、変異(へんい)ウイルスは
これまでのウイルスと 比(くら)べて
かかりやすいと言(い)われています。
また、変異(へんい)ウイルスにかかると
症状(しょうじょう)が 重(おも)くなりやすいとも
言(い)われています。

ただし、変異(へんい)ウイルスへの対策(たいさく)は
これまでしてきた対策(たいさく)と 同(おな)じです。
マスクを 着(つ)けることや
人混(ひとご)みに 行(い)かないことなど
基本的(きほんてき)な対策(たいさく)をすることが
大事(だいじ)です。

せっかくの
ゴールデンウィークなのに、
旅行(りょこう)に行(い)ったりできないのは
つらいことですが、
国民(こくみん)一人一人(ひとりひとり)が
自分(じぶん)でできる対策(たいさく)を することが
今(いま)求(もと)められています。

このゴールデンウィークは
家(いえ)で 好(す)きなことをしたり、
テレビ()電話(でんわ)で 家族(かぞく)や友(とも)だちと
話(はな)したりする人(ひと)が
多(おお)くなりそうです。