菅首相と バイデン大統領が 初めて直接会った
2021年4月25日
海外のこと / かいがいのこと
アメリカから帰ってきた 菅首相
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:加藤 愛優美さん)
2021年4月17日、
日本の菅 義偉 首相と
アメリカのジョー・バイデン大統領が、
アメリカのワシントンで
話し合いました。
バイデン大統領が
他の国のリーダーと 直接会って
話し合いをするのは 初めてです。
話し合いの後、二人は一緒に
記者会見を 行いました。
その中で、
中国が 日本との間にある海で
中国の領域を 広げようと
していることなどに
反対すると 言いました。
また、中国と 台湾の関係についても
意見を言いました。
中国は、台湾を
中国の一部だと 考えていますが、
台湾の人の中には
台湾は 中国とはちがう
一つの国だと 考えている人もいます。
考え方が 合わないので
中国と台湾は 昔 から もめています。
菅首相と バイデン大統領は、
中国と台湾は 争わないで
問題を 平和に解決してほしい
と言いました。
このように、
日本の首相と アメリカの大統領が
台湾のことについて 意見を言うのは、
およそ50年ぶりです
そのほかにも、
地球温暖化を 防ぐために
一緒に 取り組みを進めていくことや、
新型コロナウイルスの ワクチンを
作ることに 協力することなどを
発表しました。