水泳の 池江選手が 東京オリンピックに出ることが 決まった

池江(いけえ) 璃(り)花子(かこ) 選手(せんしゅ)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛(あ)優美(ゆみ)さん)

２０２１年(ねん)４月(がつ)４日(か)、
水泳(すいえい)の 池江(いけえ) 璃(り)花子(かこ) 選手(せんしゅ)が
東京(とうきょう)オリンピックに出(で)ることが
決(き)まりました。

池江(いけえ)選手(せんしゅ)は ２０１８年(ねん)に
たくさんの日本(にほん)記録(きろく)を
出(だ)しました。
東京(とうきょう)オリンピックで
活躍(かつやく)することが
期待(きたい)されていました。

しかし ２０１９年(ねん)に、
池江(いけえ)選手(せんしゅ)は
「白血病(はっけつびょう)」と 診断(しんだん)されました。

「白血病(はっけつびょう)」は 治療(ちりょう)をしないと
命(いのち)に関(かか)わる病気(びょうき)です。
「血液(けつえき)のガン」とも 言(い)われています。

池江(いけえ)選手(せんしゅ)は
１０か月(げつ)間(かん)入院(にゅういん)して
白血病(はっけつびょう)の治療(ちりょう)をしました。

２０２０年(ねん)からは
また 水泳(すいえい)ができるようになり、
練習(れんしゅう)と試合(しあい)を 重(かさ)ねてきました。

そして ２０２１年(ねん)４月(がつ)４日(か)
日本(にほん)で行(おこな)われた 水泳(すいえい)の大会(たいかい)で、
池江(いけえ)選手(せんしゅ)は
１００メートル バタフライの種目(しゅもく)で
優勝(ゆうしょう)しました。
池江(いけえ)選手(せんしゅ)は 涙(なみだ)を流(なが)して
「自分(じぶん)が 優勝(ゆうしょう)できるのは
ずっと先(さき)のことだと 思(おも)っていた」と
話(はな)しました。

優勝(ゆうしょう)したことで、池江(いけえ)選手(せんしゅ)は
東京(とうきょう)オリンピックに 出(で)ることが
決(き)まりました。

東京(とうきょう)オリンピックでは
４００メートル メドレーリレー
という種目(しゅもく)などに 参加(さんか)します。
メドレーリレーでは、４人(にん)の選手(せんしゅ)が
順番(じゅんばん)に １００メートルずつ
泳(およ)ぎます。
池江(いけえ)選手(せんしゅ)は その１人(ひとり)に
選(えら)ばれたのです。

オリンピックに向(む)けて
練習(れんしゅう)を重(かさ)ねている 選手(せんしゅ)たちを
みんなで 応援(おうえん)していきたいですね。