同性同士の結婚を 認めないのは 憲法違反だという 裁判の結果が 出た

裁判(さいばん)結果(けっか)(よろこ)(ひと)たち
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

2021(ねん)(がつ)17(にち)
札幌(さっぽろ)地方(ちほう)裁判所(さいばんしょ)で、
同性(どうせい)同士(どうし)結婚(けっこん)(みと)めないのは
憲法(けんぽう)違反(いはん)しているという
裁判(さいばん)結果(けっか)()ました。
このような裁判(さいばん)結果(けっか)()るのは
(はじ)めてです。

日本(にほん)では
男性(だんせい)男性(だんせい)女性(じょせい)女性(じょせい)という
同性(どうせい)同士(どうし)では
結婚(けっこん)することが できません。
法律(ほうりつ)(みと)められていないからです。

そのせいで
同性(どうせい)同士(どうし)のカップルは、
不便(ふべん)(おも)いを したり
(いや)(おも)いを しています。

たとえば、
夫婦(ふうふ)家族(かぞく)対象(たいしょう)にしている
役所(やくしょ)民間(みんかん)のサービスが
()けられないことが あります。
税金(ぜいきん)保険(ほけん)(やす)くすることが
できなかったり、
二人(ふたり)(いえ)()りることが
できなかったりします。

カップルのひとりが 病気(びょうき)になって
入院(にゅういん)したときも
夫婦(ふうふ)家族(かぞく)では ないから」と
()うのを(ことわ)られることも あります。

また、
結婚(けっこん)男性(だんせい)女性(じょせい)でするもの」
(ひと)は ちがう性別(せいべつ)(ひと)
()きになるはず」と(かんが)えて、
同性(どうせい)同士(どうし)のカップルや
同性(どうせい)のことが()きな(ひと)
差別(さべつ)することが 問題(もんだい)になっています。

このような差別(さべつ)偏見(へんけん)を なくし、
結婚(けっこん)したい(ひと)たちが
性別(せいべつ)関係(かんけい)なく
自由(じゆう)結婚(けっこん)できる社会(しゃかい)目指(めざ)して
全国(ぜんこく)裁判(さいばん)(おこな)われています。
今回(こんかい)札幌(さっぽろ)での裁判(さいばん)
その(ひと)つです。

札幌(さっぽろ)地方(ちほう)裁判所(さいばんしょ)は、
同性(どうせい)同士(どうし)結婚(けっこん)(みと)めないのは
不平等(ふびょうどう)憲法(けんぽう)違反(いはん)していると
()いました。

裁判(さいばん)()こした(ひと)たちは
裁判所(さいばんしょ)判断(はんだん)画期的(かっきてき)だ。
(くに)(はや)法律(ほうりつ)()えるよう (もと)める」
()い、
さらに 裁判(さいばん)(つづ)ける予定(よてい)です。

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海外(かいがい)では 同性(どうせい)同士(どうし)
結婚(けっこん)できるところが ()えています。
こちらの記事(きじ)も ぜひ()んでみてください。

2019(ねん)5(がつ)26(にち)
台湾(たいわん)同性(どうせい)(こん)法律(ほうりつ)(みと)められた」

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