「標本木」の 桜
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:西山 祐樹さん)
2021年3月14日、
東京都で 桜が咲きました。
桜が 咲いたかどうかは、
気象庁という 国の役所が
地域ごとに 発表しています。
東京都で 3月14日に 桜が咲くのは、
気象庁が
桜の開花を 調べ始めてから
これまでで 一番早いです。
3月22日くらいから、
桜が 満開になると
予想されています。
桜が 咲いたかどうかは
それぞれの地域で 選ばれた
「標本木」を もとにしています。
「標本木」とは、
気象庁が それぞれの地域で、
一本ずつ選んだ 桜の木のことです。
標本木で、桜の花が
5輪から6輪咲いた時に、
その地域で 桜が咲いたと
発表しています。
今年、日本で 一番早く
桜が咲いたのは 広島市で、
3月11日に 咲きました。
これも 調べ始めてから
一番早い日でした。
ほかにも 全国のいろいろなところで
続々と 桜が咲いています。
いつもの年なら、
たくさんの人が お花見をします。
しかし、今年は
新型コロナウイルスの感染が
広がらないよう、
お花見を 禁止したり
お花見のルールを 作っている
公園なども あります。
お花見をするときは
ルールを 守りましょう。