成人式の会場で
お互いに離れて座る 参加者たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
1月11日は、成人の日でした。
毎年 成人の日には
全国各地の市町村で
成人式が 行われます。
しかし、今年は、
成人式を行う市町村と
中止などにする市町村に
わかれました。
成人式を中止にするのは
新型コロナウイルスの感染を 防ぐためです。
たくさんの人が 集まると
新型コロナウイルスが 広まってしまいます。
特に若い人は
新型コロナウイルスに感染しても
体調が悪くならない場合が あるので、
知らないうちに 他の人に
うつしてしまう可能性が あります。
一方で、
成人式を行った市町村も ありました。
成人式は 一生に一回しか ありません。
成人式で きれいな着物を 着ることや、
学校のときの友だちに 会うことを
楽しみにしている人も たくさん いました。
また、成人式を中止にすると、
着物などを借りる予約を していた人は
キャンセル料を 払わなければなりません。
そうしたことを考えて、
成人式を行った市町村も ありました。
成人式を行った市町村は、
時間や会場を いくつかに わけて
会場の中に入る人数を 減らしたり、
歌を歌わないようにしたりして、
感染を 防ごうとしました。
これに対して、
「人が集れば 対策をしても
ウイルスが広まる可能性が あるので、
成人式は 中止したほうが いい」という
意見が ありました。
その一方で、
「若い人たちの 思い出になるから
成人式を やったほうが いい」という
意見も ありました。
みなさんは、どう 思いますか?