「主権者教育の手引き」が 全国の特別支援学校の先生たちに 配られる

主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)手引(てび)き」の表紙(ひょうし)
※2020(ねん)(がつ)のものです
表紙(ひょうし)は これから (あたら)しくなる予定(よてい)です

(音声(おんせい)西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

東京都(とうきょうと)狛江市(こまえし)は、
「わかりやすい 主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)手引(てび)き」を
つくりました。
この手引(てび)きは、学校(がっこう)事業所(じぎょうしょ)
障害(しょうがい)のある(ひと)(おや)なども協力(きょうりょく)して、
2020(ねん)(がつ)に できあがりました。

主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)」とは、
自分(じぶん)(かんが)えや 行動(こうどう)
自分(じぶん)()められる(ちから)を つける
教育(きょういく)のことです。

(いま)高校生(こうこうせい)
選挙(せんきょ)投票(とうひょう)する機会(きかい)が あります。
社会(しゃかい)()こっていることを
自分(じぶん)にも関係(かんけい)のある 問題(もんだい)だとして、
どうやって 解決(かいけつ)しようか (かんが)えたり
選挙(せんきょ)投票(とうひょう)したりすることが
必要(ひつよう)です。

そのためには、
主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)大切(たいせつ)だと
(かんが)えられています。

しかし、
知的(ちてき)障害(しょうがい)発達(はったつ)障害(しょうがい)のある生徒(せいと)
(かよ)特別(とくべつ)支援(しえん)学校(がっこう)では、
主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)
なかなか (すす)んでいません。

知的(ちてき)障害(しょうがい)発達(はったつ)障害(しょうがい)のある生徒(せいと)
どうやって (おし)えるかを まとめた
資料(しりょう)が ないからです。
そのため、
学校(がっこう)先生(せんせい)たちも (こま)っています。

そこで 狛江市(こまえし)は、
特別(とくべつ)支援(しえん)学校(がっこう)での
主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)のやり(かた)を まとめた
「わかりやすい 主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)手引(てび)き」を
つくりました。

この手引(てび)きでは、
これまで 東京都(とうきょうと)特別(とくべつ)支援(しえん)学校(がっこう)
おこなってきた 授業(じゅぎょう)(れい)などが
紹介(しょうかい)されています。
ただ 投票(とうひょう)練習(れんしゅう)をするのではなく、
自分(じぶん)(かんが)えを
自分(じぶん)()める練習(れんしゅう)が できるよう
授業(じゅぎょう)のポイントが
まとめられています。

狛江市(こまえし)
2021(ねん)(がつ)31(にち)までに、
この手引(てび)きを
全国(ぜんこく)特別(とくべつ)支援(しえん)学校(がっこう)
先生(せんせい)たちに (くば)予定(よてい)です。
主権者(しゅけんしゃ)教育(きょういく)を きっかけに、
障害(しょうがい)のある(ひと)社会(しゃかい)参加(さんか)(すす)むと
期待(きたい)されています。

※12(がつ)27(にち)と1(がつ)3日(みっか)更新(こうしん)
(やす)みします。

ニュースの種類しゅるい