「津久井やまゆり園」の 建てかえが 始まる

事件(じけん)があった 津久井(つくい)やまゆり園(えん)
(写真提供(しゃしんていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：おおわん はるさん)

２０１６年(ねん)７月(がつ)、
神奈川県 (かながわけん)相模原市(さがみはらし)の
「津久井(つくい)やまゆり園(えん)」という 施設(しせつ)で、
障害(しょうがい)のある人(ひと) １９人(にん)が
殺(ころ)される事件(じけん)が ありました。

事件(じけん)の犯人(はんにん)は、
障害(しょうがい)のある人(ひと)への
偏見(へんけん)や まちがった考(かんが)え方(かた)から
この事件(じけん)を 起(お)こしたようです。

この事件(じけん)をうけて 神奈川県(かながわけん)は、
津久井(つくい)やまゆり園(えん)を 建(た)てかえることと
横浜市(よこはまし)に 新(あたら)しい施設(しせつ)を 作(つく)ることを
決(き)めました。

２０１８年(ねん)５月(がつ)、
施設(しせつ)を 建(た)てかえる工事(こうじ)が 始(はじ)まります。

ひどい事件(じけん)を 二度(にど)と くり返(かえ)さないために、
施設(しせつ)を 建(た)てかえるだけでなく
障害(しょうがい)のある人(ひと)への
偏見(へんけん)や まちがった考(かんが)え方(かた)を
なくしていく取(と)り組(く)みが 必要(ひつよう)です。