河野 太郎 大臣
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2020年9月24日、
河野 太郎 大臣は
国の役所に対して
はんこを押すのを やめるように
言いました。
申請書など
役所に出す書類には
はんこを押すことが 多いです。
はんこを押すことで、
本人が 書類を作ったことや、
本人が 書類の内容に
納得したことを あらわす
という文化が 昔からあるからです。
一方で、
今はインターネットが
使えるようになり、
メールなどで
書類のやり取りができる
世の中に なりました。
特に 今年は、
新型コロナウイルスが
流行しているため、
会社に行かず
インターネットを 使って
家で 仕事をする人も
増えてきました。
しかし、
役所に出す書類には
はんこが必要なものが 多く、
はんこを押すためだけに
会社に行くという人も
たくさん います。
そこで、河野大臣は
国の役所に対し、
役所に出す書類について
本当に はんこが必要かどうか
見直すよう 言いました。
地域の役所でも
一部の書類に
はんこを押さなくて よくなった
ところがあります。
ただし、はんこ自体を
なくそうとしているわけでは
ありません。
職人が 手作業で作る
美しいはんこなどは、
日本の文化として
残っていくと いいですね。