障害のある人などが 働けなくなった時のための保険が できた

保険(ほけん)の パンフレット

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛優美(あゆみ)さん)

障害(しょうがい)のある人(ひと)や、
障害(しょうがい)のある人(ひと)を支(ささ)える 家族(かぞく)などが
働(はたら)けなくなった時(とき)に、
お金(かね)がもらえる保険(ほけん)が できました。

その保険(ほけん)は、
「手(て)をつなぐ暮(く)らしのおたすけプラン」
といいます。
全国(ぜんこく)手(て)をつなぐ育成会(いくせいかい)連合会(れんごうかい)が、
保険(ほけん)会社(がいしゃ)と一緒(いっしょ)に 作(つく)りました。

全国(ぜんこく)手(て)をつなぐ育成会(いくせいかい)連合会(れんごうかい)の
会員(かいいん)か、
地域(ちいき)の育成会(いくせいかい)の 会員(かいいん)が
この保険(ほけん)に 入(はい)れます。

育成会(いくせいかい)は、
知的(ちてき)障害(しょうがい)のある人(ひと)の 家族(かぞく)のほか、
知的(ちてき)障害(しょうがい)のある人(ひと) 本人(ほんにん)や
支援者(しえんしゃ)なども 会員(かいいん)になれます。

この保険(ほけん)に 入(はい)ると、
毎月(まいつき) 保険(ほけん)料(りょう)を支払(しはら)います。
保険(ほけん)料(りょう)は、年齢(ねんれい)や性別(せいべつ)、
保険(ほけん)の内容(ないよう)によって 違(ちが)います。

この保険(ほけん)は、障害(しょうがい)のある人(ひと)や
障害(しょうがい)のある人(ひと)の生活(せいかつ)を 支(ささ)える
家族(かぞく)などが
病気(びょうき)やケガで 働(はたら)けなくなり、
給料(きゅうりょう)が もらえなくなった時(とき)に、
お金(かね)がもらえる というものです。

また、保険(ほけん)に入(はい)った人(ひと)が
亡(な)くなってしまった場合(ばあい)、
そのお葬式(そうしき)のお金(かね)なども
もらえます。

このような保険(ほけん)は
日本(にほん)で初(はじ)めて できました。

障害(しょうがい)のある人(ひと)の 親(おや)で
「自分(じぶん)たちが 働(はたら)けなくなったり
死(し)んでしまったりした時(とき)に、
子(こ)どもの暮(く)らしが 心配(しんぱい)」
という人(ひと)は 多(おお)いです。

また、障害(しょうがい)のある人(ひと)で
「自分(じぶん)が 働(はたら)けなくなった時(とき)に、
自分(じぶん)や家族(かぞく)の暮(く)らしが 心配(しんぱい)」
という人(ひと)もいます。

この保険(ほけん)は そうした人(ひと)を支(ささ)える
新(あら)たな保険(ほけん)として
期待(きたい)されています。

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