【特集 新型コロナウイルス⑪】目の見えない・見えにくい人の 困りごと

レジの(まえ)目印(めじるし)

(音声(おんせい)加藤(かとう) ()優美(ゆみ)さん)

新型(しんがた)コロナウイルスが
うつるのを (ふせ)ぐため、
ほかの(ひと)から
なるべく (はな)れることが
大切(たいせつ)だといわれています。

(みせ)のレジの (まえ)
窓口(まどぐち)(まえ)などでは、
(たが)いに(はな)れて (なら)ぶために
(ゆか)(せん)(しるし)
つけているところも (おお)いです。

ほかの(ひと)から (はな)れたり、
(せん)(しるし)
確認(かくにん)したりするためには、
()()ることが 必要(ひつよう)です。
そのため、
()()えない・()えにくい(ひと)には
むずかしい場合(ばあい) があります。

()()えない・()えにくい(ひと)
一人(ひとり)()かけることが あります。

()かけるときは、
白杖(はくじょう)」という(しろ)(つえ)
()ちます。
この(つえ)左右(さゆう)()ったりして
(まわ)りの状況(じょうきょう)確認(かくにん)しながら
(ある)きます。

また、(まわ)りの(おと)や においで
位置(いち)方向(ほうこう)
確認(かくにん)することも あります。

それでも、
ほかの(ひと)から
どれくらい (はな)れているかを
確認(かくにん)するのは むずかしいです。

新型(しんがた)コロナウイルスが 流行(りゅうこう)
ほかの(ひと)自分(じぶん)(ちか)づくことを
(いや)(おも)(ひと)()えました。
(なか)には、ほかの(ひと)(ちか)づくと
(おこ)(ひと)もいます。

そのため、
()()えない・()えにくい(ひと)たちは
()かけるのが (こわ)いと
(おも)うようになっています。

また、
()()えない・()えにくい(ひと)たちが
(こま)っているときに
(こえ)をかける(ひと)
()っているといいます。

ほかの(ひと)から (はな)れることは
新型(しんがた)コロナウイルスが うつるのを
(ふせ)ぐための方法(ほうほう)の 1つです。

一方(いっぽう)で、ほかの(ひと)
ちょっと(ちか)づいたり
ぶつかったりしただけでは
新型(しんがた)コロナウイルスは
ほとんど うつりません。

新型(しんがた)コロナウイルスを
(ただ)しい方法(ほうほう)予防(よぼう)することと
同時(どうじ)に、
みんなが ほかの(ひと)(おも)いやり
(たす)けあうことも 大切(たいせつ)です。

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