新型出生前診断の ルールを 変えようとしている

新型(しんがた)出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)使(つか)道具(どうぐ)
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい):ゆたさん)

2020(ねん)(がつ)20日(はつか)
日本(にほん)産科(さんか)婦人科(ふじんか)学会(がっかい)という
産婦人科(さんふじんか)のお医者(いしゃ)さんたちの
団体(だんたい)は、
新型(しんがた)出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)」についての
(あたら)しいルールを 発表(はっぴょう)しました。

出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)とは、
おなかの(なか)にいる (あか)ちゃんに
障害(しょうがい)がないか 調(しら)べるものです。

いろいろな方法(ほうほう)が ありますが、
そのなかでも
(かあ)さんの()調(しら)べるものを
新型(しんがた)出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)」といいます。

新型(しんがた)出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)では、
ダウン()(しょう)など 一部(いちぶ)障害(しょうがい)について
調(しら)べることができます。
安全(あんぜん)(ただ)しい結果(けっか)()やすいのが
特徴(とくちょう)です。

日本(にほん)産科(さんか)婦人科(ふじんか)学会(がっかい)は、
新型(しんがた)出生(しゅっしょう)(ぜん)診断(しんだん)
安心(あんしん)して ()けられるように
(きび)しいルールを ()めています。
そのため、
診断(しんだん)()けられる病院(びょういん)
(すく)ないです。

しかし、
診断(しんだん)()けたい(ひと)(おお)いので、
ルールを(まも)らず
(かね)もうけのために 診断(しんだん)をする
会社(かいしゃ)病院(びょういん)()てきました。

そこで 日本(にほん)産科(さんか)婦人科(ふじんか)学会(がっかい)は、
ルールを (すこ)簡単(かんたん)にして、
診断(しんだん)できる病院(びょういん)
()やすことにしました。
ルールを (まも)ったうえで
診断(しんだん)する病院(びょういん)()やすことで、
安心(あんしん)して 診断(しんだん)()けられるように
するためです。

このように ルールを()えて
診断(しんだん)()ける(ひと)()えると、
(あか)ちゃんに 障害(しょうがい)があるから
()まない」という(ひと)
()えるかもしれません。

また、診断(しんだん)(まえ)診断(しんだん)()
医者(いしゃ)さんが(おこな)
カウンセリングも、
かたちだけで 中身(なかみ)がないものに
なるのではないかと
心配(しんぱい)されています。

ルールの変更(へんこう)について 担当(たんとう)する
厚生労働省(こうせいろうどうしょう)という (くに)役所(やくしょ)は、
2020(ねん)(あき)から
(はな)()いをする予定(よてい)です。

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