ウポポイが オープンした

アイヌの伝統的(でんとうてき)な ダンスを
(おど)(ひと)たち
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい):ゆたさん)

2020(ねん)(がつ)12(にち)
北海道(ほっかいどう)白老町(しらおいちょう)に「ウポポイ」という
アイヌの文化(ぶんか)(まな)べる 施設(しせつ)
オープンしました。

日本(にほん)には、北海道(ほっかいどう)中心(ちゅうしん)
アイヌという(ひと)たちが
ずっと(むかし)から ()んでいます。
アイヌには アイヌ()()があり、
アイヌだけの 文化(ぶんか)
あります。

しかし 明治時代(めいじじだい)
(くに)は アイヌの(ひと)たちに
日本語(にほんご)使(つか)うことや
日本人(にほんじん)(おな)じように ()らすことを
おしつけました。

その結果(けっか)
アイヌ()()(はな)せる(ひと)
文化(ぶんか)()けつぐ(ひと)
(すく)なくなりました。
このままでは アイヌの文化(ぶんか)
なくなるかもしれません。

そのため(くに)は アイヌの文化(ぶんか)(まも)り、
(ひろ)めていくために
ウポポイを つくりました。
ウポポイという言葉(ことば)は、
アイヌ()()で「大勢(おおぜい)(うた)うこと」
という()()が あります。

ウポポイには
アイヌの(ひと)たちの 歴史(れきし)
()らしがわかる 博物館(はくぶつかん)があります。
ほかにも、
伝統的(でんとうてき)刺繍(ししゅう)体験(たいけん)したり、
伝統的(でんとうてき)なダンスを ()たりできる
施設(しせつ)も つくられました。

ウポポイを きっかけに
たくさんの(ひと)
アイヌのことを ()ってもらい、
アイヌの文化(ぶんか)
()けつがれていくことが
期待(きたい)されています。

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