「特別定額給付金」の申請が 始まる

ひとり１０万(まん)円(えん)が配(くば)られます

(音声(おんせい)：加藤(かとう) 愛優美(あゆみ)さん)

２０２０年(ねん)４月(がつ)３０日(にち)、国会(こっかい)で
「特別(とくべつ)定額(ていがく)給付金(きゅうふきん)」を
国民(こくみん)一人一人(ひとりひとり)に 配(くば)ることが
決(き)まりました。
私(わたし)たち１人(ひとり)あたり 現金(げんきん)１０万(まん)円(えん)を
もらえることになります。

「特別(とくべつ)定額(ていがく)給付金(きゅうふきん)」をもらうには、
あなたの住(す)んでいる地域(ちいき)の 役所(やくしょ)に
申請(しんせい)しないといけません。
申請(しんせい)のやり方(かた)は、２つあります。
インターネットで 申請(しんせい)する方法(ほうほう)と
申請書(しんせいしょ)を 郵便(ゆうびん)で
役所(やくしょ)に送(おく)る方法(ほうほう)です。

申請(しんせい)が始(はじ)まる 時期(じき)は、
地域(ちいき)によって ちがいます。
もう 申請(しんせい)できる地域(ちいき)も あります。
どの地域(ちいき)でも ６月(がつ)までには
申請書(しんせいしょ)が届(とど)く 予定(よてい)です。

また、役所(やくしょ)の人(ひと)に なりすまして、
「特別(とくべつ)定額(ていがく)給付金(きゅうふきん)を 配(くば)るために
銀行(ぎんこう)口座(こうざ)の番(ばん)号(ごう)や 暗証(あんしょう)番号(ばんごう)を
教(おし)えてほしい」と 嘘(うそ)をついて、
お金(かね)をだまし取(と)る事件(じけん)が
起(お)きています。

役所(やくしょ)の人(ひと)や 銀行(ぎんこう)の人(ひと)が、
「特別(とくべつ)定額(ていがく)給付金(きゅうふきん)」のことで
電話(でんわ)やメールを したり、
家(いえ)に 来(き)たりすることは
絶対(ぜったい)に ありません。
みなさん 気(き)をつけましょう。

最後(さいご)に 申請(しんせい)の方法(ほうほう)を 紹介(しょうかい)します。

＜インターネットの場合(ばあい)＞
「マイナポータル」という
サイトから 申請(しんせい)します。
申請(しんせい)には、
マイナンバーカードが 必要(ひつよう)です。
マイナンバーカードは、
「世帯主(せたいぬし)」という 家(いえ)の代表(だいひょう)として
役所(やくしょ)に 登録(とうろく)している人(ひと)だけが
持(も)っていれば、大丈夫(だいじょうぶ)です。
また、申請(しんせい)には
「マイナポータルＡＰ」という
アプリも 必要(ひつよう)です。

＜申請書(しんせいしょ)を 郵便(ゆうびん)で役所(やくしょ)に送(おく)る場合(ばあい)＞
あなたの住(す)んでいる地域(ちいき)の 役所(やくしょ)から
申請書(しんせいしょ)が 送(おく)られてきます。
この申請書(しんせいしょ)に
必要(ひつよう)なことを 書(か)きましょう。
また 申請書(しんせいしょ)のほかに
次(つぎ)の２つの書類(しょるい)が 必要(ひつよう)です。

１　健康保険(けんこうほけん)証(しょう)の コピーなど
あなたの名前(なまえ)や 住所(じゅうしょ)などを
証明(しょうめい)する書類(しょるい)

２　通帳(つうちょう)や キャッシュカードの
コピーなど あなたの銀行(ぎんこう)口座(こうざ)が
わかる書類(しょるい)

これらの書類(しょるい)を
あなたの住(す)んでいる地域(ちいき)の 役所(やくしょ)に
送(おく)れば、申請(しんせい)することができます。