竹でできた灯籠に
明かりを 灯し
お祈りする人たち
(写真提供:毎日新聞社)
(音声:ゆたさん)
2016年4月14日、
熊本地震がありました。
熊本地震では、熊本県を中心に
震度7の とても大きなゆれが2回あり、
地震の影響で 275人が
亡くなりました。
この熊本地震から
2020年で 4年が経ちました。
熊本県の役所では
亡くなった人に お祈りをささげる式が
おこなわれました。
式には、これまで毎年
300人以上が 参加していましたが、
今年は 人数を減らして おこなわれました。
新型コロナウイルスが 原因の病気が
はやっているからです。
およそ30人が みんなマスクをして
1分間黙とうしました。
熊本県のリーダーである
蒲島 郁夫 県知事は、
「災害に負けないまちづくりをして
安心安全に暮らせる
熊本県にすることを 誓う」と言いました。
熊本県では まだ
自分の家で 暮らせない人が
1300人以上います。
熊本県の益城町では、
仮につくられた家で 暮らす人たちが
竹でできた灯籠 500本に
明かりをともし、お祈りしました。
熊本県の人たちが 地震の前のように
安心して 暮らせるよう
応援したいですね。