アメリカで スーパーチューズデーが あった

ジョー・バイデンさん(上(うえ))と
バーニー・サンダースさん(下(した))
(写真(しゃしん)提供(ていきょう)：毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ))

(音声(おんせい)：西山(にしやま) 祐樹(ゆうき)さん)

２０２０年(ねん)３月(がつ)３日(みっか)、アメリカで
「スーパーチューズデー」がありました。
「スーパーチューズデー」は、
アメリカで 大統領選(だいとうりょうせん)挙(きょ)に出(で)る人(ひと)を
決(き)めるための 大事(だいじ)な日(ひ)です。

２０２０年(ねん)１１月(がつ)に アメリカで
大統領(だいとうりょう)選挙(せんきょ)が あります。
大統領(だいとうりょう)選挙(せんきょ)の前(まえ)に、政党(せいとう)の中(なか)で
選(せん)挙(きょ)に出(で)る人(ひと)を 決(き)めます。

そのために、州(しゅう)ごとに 投票(とうひょう)があります。
州(しゅう)によって 投票(とうひょう)の日(ひ)は 違(ちが)いますが、
たくさんの州(しゅう)で 投票(とうひょう)がある日(ひ)を
「スーパーチューズデー」と呼(よ)んでいます。

今(いま)の トランプ大統領(だいとうりょう)は共和党(きょうわとう)です。
次(つぎ)の 大統領(だいとうりょう)選挙(せんきょ)も
共和党(きょうわとう)からは トランプさんが
出(で)ることが ほぼ確実(かくじつ)です。
今回(こんかい)の スーパーチューズデーでは
民主党(みんしゅとう)で 誰(だれ)に たくさん票(ひょう)が入(はい)るか
注目(ちゅうもく)されました。

民主党(みんしゅとう)では １４の州(しゅう)で 投票(とうひょう)がありました。
今(いま)の時点(じてん)で 勝(か)ちそうなのは、
ジョー・バイデンさんか
バーニー・サンダースさんです。

ジョー・バイデンさんは
バラク・オバマさんが大統領(だいとうりょう)のときに
副大統領(ふくだいとうりょう)だった人(ひと)です。
政治(せいじ)の経験(けいけん)が たくさんあります。
バイデンさんの考(かんが)え方(かた)を 嫌(きら)う人(ひと)が 少(すく)ないので、
「共和党(きょうわとう)のトランプさんに 勝(か)てる人(ひと)」として
人気(にんき)が あります。

バーニー・サンダースさんは、
アメリカのバーリントン市(し)の 市長(しちょう)を
８年(ねん)間(かん)務(つと)めたりしました。
貧(まず)しい人(ひと)も 生活(せいかつ)に困(こま)らないようにしたい
と言(い)って、
アメリカ社会(しゃかい)の 仕組(しく)みを
大(おお)きく 変(か)えようとしています。
若(わか)い人(ひと)に とても人気(にんき)があります。

すべての州(しゅう)で 投票(とうひょう)などが終(お)わったら、
正式(せいしき)に 民主党(みんしゅとう)の代表(だいひょう)が決(き)まります。
誰(だれ)が 民主党(みんしゅとう)の代表(だいひょう)になるのか
注目(ちゅうもく)されています。